住宅ローンを考えるとき、物件価格や金利だけに目が向きがちです。しかし実際には、すでに返済している借入も資金計画に影響します。特に車ローン、カードローン、リボ払いは、毎月の返済額が家計に残るため、住宅ローンの借入可能額を考えるうえで確認されやすい項目です。

この記事の相談対応について三井住友銀行で法人営業を経験した担当者が、沖縄本島の新築木造戸建て・建売住宅を検討している方向けに、住宅ローンへ出す前の整理ポイントをまとめています。

車ローンは「毎月の返済」として見られやすい

住宅ローンでは、年収や所得に対して、年間の返済額がどの程度になるかを確認されることがあります。この返済額には、これから組む住宅ローンだけでなく、すでにある車ローンなどの返済が含まれて考えられる場合があります。

たとえば、車ローンの月返済が4万円ある場合、年間では48万円です。この分だけ家計の返済余力が少なく見えるため、希望する住宅ローン額に届きにくくなることがあります。

カードローンやリボ払いは印象面でも注意

カードローンやリボ払いは、残高や返済状況によっては、単なる返済負担だけでなく「お金の管理状況」として気にされることがあります。利用がある場合は、残高、毎月返済額、利用目的、延滞の有無を整理しておきましょう。

無理に一括完済すればよい、という単純な話でもありません。手元資金を減らしすぎると、諸費用や引越し後の生活資金が不足する場合があります。完済、減額、借り換え、時期を待つなど、どの順番がよいかを考える必要があります。

事業用借入は内容を分けて説明できるようにする

個人事業主や経営者の場合、事業用の借入があることもあります。住宅ローンでは、個人の借入と事業の借入を分けて確認される場合がありますが、内容が整理されていないと説明が難しくなります。

借入目的、借入残高、返済額、返済原資、事業の売上との関係を確認しておくと、相談時に話が進めやすくなります。

相談前に整理したい借入リスト

  • 借入先と借入の種類
  • 現在の残高
  • 毎月の返済額
  • 完済予定時期
  • 延滞の有無

まとめ

車ローンがあるからといって、住宅購入をあきらめる必要はありません。ただし、住宅ローンの希望額や返済計画に影響することはあります。大切なのは、借入を隠したり曖昧にしたりせず、銀行に出す前に全体を整理することです。

借入がある状態で新築木造戸建て・建売住宅を検討したい方は、まず現在の返済状況を一覧にしてから相談すると、進め方を考えやすくなります。

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